技術講演 オートデスク株式会社技術講演2024、第35回コンファレンス オートデスクAIをはじめとした最新トレンドの紹介 三瓶 亮 サンペイ リョウ オートデスク株式会社アカウント営業本部テクニカルソリューションエグゼクティブ AUTODESKWWS, Named Accounts, JapanTechnical Solutions Executive 2003年 大学院博士課程前期修了(工学修士/M.Eng)2003年 大手ゼネコン勤務 施工統括本部(現場管理) 技術本部(生産設計/工事計画/技術提案) 建築管理本部(BIM推進/アドオン開発)2022年 オートデスク株式会社勤務(現職)一級建築士一級建築施工管理技士Linked in:https://www.linkedin.com/in/ryo-sampei/ アブストラクト 急速なデジタル化と技術革新が進む現代社会において、建設業界もその影響を大きく受けています。ISO19650に基づくデジタルデータライフサイクルによって関係者がデジタルデータで結び付く理想的な社会を実現するためには、AIの活用が不可欠です。BIMは、3Dモデルをベースに建設プロジェクト管理を進めるツールであり、その未来はOutcome-based BIMに進化すると予想されます。Outcome-based BIMとは、AIが膨大な選択肢から最適解を提案し、プロジェクトのアウトカムを事前に定義する手法です。最終的な決定は人間が行いますが、AIはフィードバックやプロジェクトデータを基に常に学習し、改善を繰り返していきます。このアプローチのメリットには、意思決定の迅速化、建設コストの削減、計画の最適性の評価検討、建築生産現場の生産性と質の向上、竣工後の運用効率化・高度化が含まれます。また、データそれ自体はファイル形式ではなく粒状データとして蓄積され、ソフトウェアの垣根を超えて利用される必要があります。AIと親和性の高い粒状データは、新しいデータ管理を行う仕組みとして注目されています。本講演では、Autodesk AIをはじめとする最新トレンドを紹介し、AIとデジタルデータの融合によって、建設業界が直面する課題とその解決策とその未来像を探ります。KeywordAUTODESK AI / 粒状データ / CDE / ISO19650 / Outcome-based BIM 講演動画 準備中(2024年12月4日(水)公開予定) 講演の録画を後日公開いたします