技術講演 JR東日本コンサルタンツ株式会社

東京ステーションナビと三次元都市モデル
~駅・まちDXを支援する地図基盤と情報発信ツール~

栗原 一行

クリハラ カズユキ

JR東日本コンサルタンツ株式会社
ICT事業本部 デジタルツイン事業部門
課長

JR East Consultants Company
ICT Business Department Digital Twin Business Division Manager

埼玉県出身。埼玉大学大学院修了(地理学)。
株式会社栄光、内外地図株式会社を経て2014年にJR東日本コンサルタンツに入社。
駅構内2.5D/3D地図データ作成・利活用業務、国土交通省高精度測位社会プロジェクト関係業務を担当し、国土交通省総合技術開発プロジェクト「国土地理院 3次元総プロ」においては屋内地図仕様策定等に従事。
現在は「東京ステーションナビ」とPLATEAUユースケース開発事業を担当。

アブストラクト

2020年8月にリリースした「東京ステーションナビ」は、広大で複雑な東京駅構内において自分の位置を高精度に測位し、駅の施設や店舗までの経路を簡単に検索することができるスマートフォン向けアプリです。Sta.aaS(Station as a Service)を基本コンセプトとして、駅における旅客の安全・安心・快適な移動を支援しています。

当初は駅構内だけで使えるアプリとして運用していましたが、駅周辺の施設にもご協力いただきサービス範囲を広げ、交通の結節点である駅と駅のまちをシームレスにご案内する(情報発信する)ことで、旅客だけでなく、来街者にも“使える”アプリとなるよう機能を改良中です。

今年度は、国土交通省都市局のPLATEAU 3次元都市モデルを利用した3Dナビゲーション機能を開発し実証実験を予定しています。駅・まち・地下・地上をシームレスにつなぐ三次元地図基盤とナビゲーションアプリである東京ステーションナビで、駅・まちのDXを支援したいと考えております。

講演動画

講演の録画を後日公開いたします

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