技術発表 アジア航測株式会社技術発表2022、第33回コンファレンス 新しい空間情報サービスについて~社内ベンチャー制度で取り組む空間情報ビジネスのご紹介~ Creation of New Business for Spatial Information Services with In-House Entrepreneurship Program 松林 豊 マツバヤシ ユタカ アジア航測株式会社社会基盤システム開発センター 事業創造部 部長 1996年に北海道大学大学院を修了後、国際航業株式会社に入社。主に道路分野の建設コンサルタント、空間情報コンサルタントを経験した後、新規事業の企画開発に携わる。2019年にアジア航測株式会社に入社。現在、社内ベンチャー事業を所管しながら、新たな領域で空間情報を核とした新規事業開発に取り組んでいる。 アブストラクト DXのスポーツ応用等、新しい空間情報サービスについてのご紹介アジア航測株式会社では、2016年に社内ベンチャー制度を創設し、新たな収益基盤の構築に向けて新規ビジネスへの挑戦を進めています。2020年11月には、社内ベンチャーからの独立第1号としてクロスセンシング株式会社を設立し、空間情報技術をスポーツ分野に応用した事業展開を開始しました。既存事業で培ってきた高精度測位技術を搭載した専用デバイスを自社開発し、スポーツ選手の位置や動きを高精度に計測し、選手のコンディション管理やパフォーマンスの可視化、チームの戦術分析等に活用する製品・サービスを展開しています。一方、スポーツ分野向けに応用開発した製品・サービスを、建設分野向けに再投入する機会も生まれてきています。本講演では、社内ベンチャー制度で取り組んでいる新規ビジネスの最新動向として、スポーツ分野への応用事例と今後の更なる発展の可能性についてご紹介します。 講演動画 講演の録画を後日公開いたします。 GITA-JAPAN会員のみ閲覧可能です。