国産地球観測衛星ALOS2&3と衛星情報利活用のトレンド

Japanese Earth Observation satellite ALOS-2&3 and latest trend of satellite data utilization.

座間 創

ザマ ハジメ

株式会社パスコ
衛星事業部事業推進部 副部長

Deputy General Manager,
Business Promotion Department,
Satellite Business Division,
PASCO Corporation

1997年に株式会社パスコに入社、その後日本国内の自治体へのGIS導入提案などを行う。2010よりブラジルに駐在し航空機センサや衛星画像でのサービス提案を実施。2018年より衛星事業部にて国産衛星データや付加価値サービスの提案を世界市場に対して実施中。

アブストラクト

今回のプレゼンテーションでは「衛星付加価値サービス」や「衛星データ」について紹介します。

「衛星付加価値サービス」は、衛星データの調達および解析・分析を行ってその結果をお客様に提供するものです。主に日本国内の行政機関や民間企業向けに、地下工事による地盤沈下の観測や地滑りのモニタリング、建物変化抽出などを提供しています。

「衛星データ」に関しては商用衛星の販売の他、国産地球観測衛星であるALOS-2データの配布も行っています。

ALOS-2はL-bandのSARセンサーを搭載し、植生下の地盤変動監視などに活用されています。

今年度打ち上げ予定のALOS-3は、80cmの解像度と70kmの広域観測の双方を実現する衛星です。パスコはこのALOS-3の事業に参画しており、共に進めるパートナーも探しています。

パスコは、これらの衛星関連技術を他の計測・観測技術や解析技術と組み合わせて提供することで、社会課題の解決を目指しています。

これ等の取組みや技術について、活用事例と共に紹介します。

講演動画

講演の録画を後日公開いたします。

GITA-JAPAN会員のみ閲覧可能です。

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