技術発表 株式会社パスコ技術発表2022、第33回コンファレンス IoTによるインフラの遠隔監視サービス「Infra Eye」 渡辺 隆 ワタナベ タカシ 株式会社パスコ事業統括本部社会基盤マネジメント部 部長 General Manager Social Infrastructure Management Department 1963年 大阪府生まれ 一級建築士20代は大手マンションデベロッパーに勤務し、マンションリフォームの営業・設計・施工に従事。空前のバブル絶頂期を体験する。30歳でパスコに転職。大型リゾート開発やニュータウン開発、公園の企画・設計、都市計画等のコンサルタント業務に従事。近年は、公共施設等総合管理計画、再編・再配置計画の策定。GISによる道路・下水道施設の維持管理支援システムの開発といった「公共インフラの老朽化対策」をキーワードに、各種ソリューションの企画・営業推進・技術支援業務に取組んでいます。 アブストラクト このたび弊社では、老朽化が危惧される道路橋をはじめとする、様々な社会インフラの遠隔監視に有効な、IoT(モノのインターネット接続)による、インフラモニタリングサービス「Infra Eye」を開発しました。Infra Eyeは、IoTセンサーによる2点間距離の常時計測により、橋梁の遊間離隔のような目に見えない微細な変位を日々モニタリングし、日常的でない変位を検出すると、メールで即座にお知らせするサービスです。2点間距離の変位を計測するといったシンプルなシステムでありながら、エッジコンピューティング、超低消費電力MPU、LPWA、FOTAなどの技術を搭載しています。施設管理者の皆様が、インフラ維持管理を効率化する「新技術」として活用されることを期待しています。 講演動画 講演の録画を後日公開いたします。 GITA-JAPAN会員のみ閲覧可能です。