GITA-JAPAN

コンサルティング委員会

地下インフラの整備・維持管理のスマート化に向けた提言

背景
高度成長期に整備された社会インフラは、老朽化が進むなか、近年の自然災害の激甚化・頻発化で被害が拡大するなど課題が顕在化してきた。 海外では地下インフラのデジタル化や3D化など国際規格に対応したデータモデルが制定された。 国内においては1980年代より、地下インフラデータ共通PFが作られ、道路管理業務(道路工事調整、オンライン申請等)の効率化に寄与しているが、 地下街や地下の輻輳箇所でのさらなる管理の高度化、3D化の必要性が望まれている。 3Dモデル構築のパイロットテストでは、設備の3 次元表現による立会業務の効率化や共同施工の有効化に効果がある一方、 各社の図面やデータの位置の正確性、データの共用環境、コストの分担方法、運用の仕組みの統合などの課題が明らかになっている
    提言
  • 「地下インフラデータ共通プラットホーム」を構築し地下デジタルツインを実現、さらに地上空間データと統合し地上地下統合デジタルツインを目指す。そしてこれがデータ基盤となって国、自治体、事業体が相互に連携して諸課題解決に取組み、安全・安心・便利な社会を実現していける世界を目指す。
  • この共通プラットホームにより地下インフラのスマート化を図り、インフラの維持管理全般の効率化・高度化(更新、共同施工、遠隔管理他)を実現、社会基盤の強靭化に貢献する。
  • 他の共通プラットホーム(国、公的機関、企業等の既存資産)との連携を図り、防災・減災、復旧・復興そしてSDGs貢献等、幅広く高度な活用を可能とする。
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    提言(概要)

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